2026/1/4-2026/1/20


強い人工知能についての課題 2026年に向けて


2025年を振り返ると、
特に大きな事項は、
「定義の階層と二面性理論」
「事象再生の場」
「自構性」
「境界」と、
「物理現象と情報の変換」の考え方になるだろうか。

元々考え方の素地としては、2024年から定義の階層という考え方が出てきたので、
今思えば、その二面性や境界に気付くのは時間の問題だったかもしれない。

また、調べたきっかけが3Dモデリングのトポロジーなのだが、
トポロジー繋がりでスキルミオン、
そして物理現象と情報の変換についてランダウアーの原理を知った事で、
エネルギー分布と境界の関連に考え方が到達した事になる。

2026年にまたがってはいるが、
クオリアの質感についての構造がイメージできたので、
その先についても考えてみたい。

まあ、
考え方の固定化は先入観や固定観念になるかもしれないので、
常に疑う目と客観的視点を持つ様に気を付けるとして、

昨年に続き、
2025年に考察した内容の要素・項目から課題となりそうな点を挙げて、
今後の方針を考えてみようと思う。

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ちなみに今回の内容をChatGPTに口語的に短くまとめてもらうと以下の通り。

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本稿は、知能や意識を自然界の事象として捉え、「定義」とその階層構造を軸に、
2025年を通して考えがどう広がったかを振り返ったまとめである。
特に、定義そのものを「存在」として扱える構造に気づいたことで、思考の幅が一気に広がった。

刺激・概感、認識・想起・意識、自己や価値といった概念も、
境界や「もっともらしさ」という視点から整理され、全体の構造が少しずつ見えてきた。
2026年もこの考え方をベースに、
知能の理解と強い人工知能の構成について、引き続き考察を続けていく予定である。
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あとは意気込みとしての、「今年もよろしくね。がんばります。」が無いくらい。

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以下の内容の順番はこれまでと同様、より現実や実体に近い低級な要素から、
仮想的な高級な要素へと書くことにする。

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自然界の事象

全体として考えれば、今考えている事も含めて全てが、
自然界の事象とも言えるので、
基本的には自然界の事象を起点に考える必要があると考えている。

今年も登場は多いだろう。
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定義の階層

2025年で大きく考え方が拡張されたのが定義の階層の概念で、
分からない事はとりあえず定義の階層と二面性理論で考え始めれば、
何らかの答えに到達しそうということが分かった。

特に「定義」はもともと存在と存在の間の変換のルールのようなもので、
個別に「存在」として取り出して考える事は出来ないと思いっていたが、
2026年にまたがるが、この定義自体を「存在」として取り出す方法として

存在

定義→「存在」→定義

存在

この関係を思いついたので、一気に考え方が幅広くなった。

昨年、定義の階層を中心に考える事になるかもしれないと書いていたが
実際にそのようになったことになる。

今年もこの考え方を中心に進めていく事になると思う。
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先天的定義と後天的定義

これは昨年も重要なものとして用いられ、
今年も多く用いられると思う。
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刺激と概感

刺激と概感の定義が少し修正された事が大きいだろうか。

もともとは

刺激=変化情報+自己情報(身体性)
概感=変化情報+自己情報(自構性・自己モデル)

だったが、

刺激=変化情報+先天的定義としての関連+自己情報(身体性)
概感=変化情報+後天的定義としての関連+自己情報(身体性)

この様に修正されたことで、少し本質に迫れた。

知能内における事象の基本とも言える。
今年も活躍してもらいたい。
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事象再生の場

これは想像以上に出番が多くなった。

私がイメージする「事象再生の場」は、
いわば、知能内のVR空間というか、Point Of Viewの空間で、
実際に人間が見ている世界は、この事象再生の場に再現された世界という考え方になる。

今後も重要な考えとして登場するだろう。
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認識や想起

境界の概念が出てきて一気に構造が明確になった。
まあ、境界自体が抽象的なので明確といっても限界はあるが、
認識や想起の概形が見えてきたと考えれば十分な進展だと思う。

最近「選択」などの結果的なものという考え方になりつつある。
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意識

これも境界の概念から始まり、
認識や想起の連続性から生じると考えた事で構造が見えてきた事になる。

これも最近、結果的に意識になったという考え方になりつつある。
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知能の観測者としての視点

昨年までは知能の観測として考えてきたものだが、
観測者としての視点まで考えが及ぶようになり、
様々な概念が知能に至るための最終的な確定者のようなものになると考えている。

今年は、もう少し明確な定義をしたい。
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価値ともっともらしさ

「価値」は昨年も出番は少なかった。
比較の考え方が「もっともらしさ」に置き換わってきたという事もある。

「もっともらしさ」はまだ明確な定義には至らないので、
これは今年の課題の1つになるとは考えている。

「価値の比較」からよくもここまで来たものである。
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目的

これも価値同様に「もっともらしさ」に置き換わろうとしている概念になる。

何が「もっともらしい」から目的と成り得るのか、
そういうことを今年は考えるかもしれない。
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選択

自発的な選択があるというよりも、
選択は結果であるという考え方に置き換わろうとしているので、
出番は少なくなるだろう。
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思考

これは昨年と同様だが、
思考が想起がもとになるということなので、
概感がそのきっかけになるだろう。
今年はその関連まで分かれば良いだろう。
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私や自分

昨年までは「自我」として考えてきたが、
私や自分として自己情報の身体性や自構性(自己モデル)、
特に「自構性(自己モデル)」から、
自我のような私にとっての基準のようなものができるという考え方に変わってきたので、
単純に「自我」というよりも、
もう少し要素に分解して、その構造にまで考えが至れば良いかと思う。
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感情

これはまだ課題として残るもの。

感情は身体の状態として現れる事象を認識したもの。
という所までは来ているが、
その先には至っていない。

今年は考える事もあるかもしれない。
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創造力

創造力も思考から発展した内容として、
「想起」と「概感」が関わっているという考え方に変化はない。

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2025年は定義や構造の考え方を中心に据えた事で、
大きく考えが進展したと感じる。
2026年もこの考えのまま、しばらく考察を続けようと思う。

今年も知能の解明も含め、強い人工知能を構成する為に引き続き考えるつもりである。

少し遅くなりましたが、
今年もよろしくお願いいたします。

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著者:[Hiroaki Kano]
本稿の内容は筆者個人の見解に基づくものであり、特定の機関や団体の公式な立場を示すものではありません。