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更新番号:
001
更新・日付:
2024/11/17
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人工知能理論のまとめ(自己情報:Self Information)
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自己情報とは:
生命が環境や自身の身体で起こる変化について、
変化情報を複合化・再構成する際に、
認識をするために自身の身体性を情報として復元・再構成したもの。
刺激や概感を構成する情報の1つ。
変化情報と組み合わさる事で刺激や概感を構成する。
刺激=変化情報+自己情報
概感=変化情報+自己情報
自然界の変化
↓←自然法則による事象
感覚細胞
↓←神経細胞の励起信号:入力
脳→→変化情報:出力
↓↑定義
↓←定義
自己情報:出力
遺伝情報として構成された神経細胞ネットワークの特定の部分が、
この自己情報としての出力の定義を持っている事になる。
これは変化情報も同様である。
入出力と定義の関係で言えば、感覚細胞で受容した変化の励起信号を入力とした場合、
変化情報に対する体部位再現による身体性を情報として出力する事になる。
そして、この入力と出力が決まっている事が定義となる。
自己情報の先天的定義と後天的定義について:
自己情報を構成する為の定義は、
先天的定義においては遺伝情報の中で定義されている。
後天的定義においては先天的定義で定義されていない事象の経験について、
新たに構成された神経細胞ネットワークのシナプス結合の構成自体が定義となる。
これは変化情報と同様である。
自己情報は、
感覚細胞が受容した変化に対して知能が持つ先天的定義で
「身体性」として構成する場合と、
記憶した経験として知能が持つ事になる後天的定義で、
「自己」として構成する場合がある。
「身体性」は、
遺伝情報として構成された神経細胞ネットワークの特定の部分が、
この変化情報としての出力の定義を持っている事になる。
「自己」は、
自身の経験した刺激に含まれる自己情報の記憶として持っている事になる。
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更新:日付 番号
2024/11/17 001 新規作成
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