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更新番号:
002

更新・日付:
2025/6/28
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人工知能理論のまとめ(想起:recall)
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想起とは:

刺激又は概感の構成をきっかけとして、
神経細胞ネットワークにおいて関連する別の新たな概感が構成される時、
この新たな概感を知能が観測する働きが想起である。

つまり、

刺激または概感に関連する新たな概感の知能による観測が「想起」という事になる。

知能における情報操作の機能としては、
刺激または概感として構成された情報が事象プールに配置されるのと並行し、
刺激または概感に関連する別の事象の定義が存在していた場合、
この別の事象は、元の刺激又は概感に関連した事象として、
新たな概感として構成され、事象プールに配置されることになる。
この新たな概感が、知能の観測対象として事象プールから選択された場合に、
事象再生の場に事象として構築される事。
これが「想起」になる。

この場合の想起の定義を言い換えると、

事象再生の場に刺激または概感に関連した新たな概感が構築される事が「想起」ということになる。

事象プールからの選択は、
ある瞬間における事象プール内の刺激または概感の中で、
最も強い情報が自動的に選択される。

「刺激」や「概感」の構成や「事象プール」、「事象再生の場」、「知能の観測」については、
それぞれの項目を参照されたし。

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参考:
「383:定義「概感」と刺激・認識・想起の再定義」

概感についての最初の定義。

「420:刺激と概感とその連続性」

ある瞬間においては1つの刺激または1つの概感しか認識または想起できない。
(→認識プールの考え方自体も少し修正する必要がある。)

刺激は変化の連続性に対する身体の連続性から構成される。

刺激の再構成は認識そのものである。
概感の再構成は想起そのものである。

概感は刺激をきっかけとして想起される。

意識が認識の連続性から生じるなら、
意識は刺激の連続性から生じている事になる。

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更新:日付 番号
2025/5/16 001 新規作成
2025/6/28 002 認識と合わせて定義更新「想起とは」加筆・変更
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