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更新番号:
002
更新・日付:
2024/9/28
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人工知能理論のまとめ(知能:intelligence)
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知能とは:
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知能とは、
自然法則の定義を元に生命が定義され、
生命の定義の1つである生きざるを得ない制限の定義に対して、
生命が身体の内部と外部の変化に対する最もらしい適応をするために、
・変化を定義して解釈する
・定義を作り出す
・定義を維持する
・定義に従って身体を制御する
事を行うために構成された機能である。
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そして、この機能を実現する器官が脳と関連する器官である。
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当初、知能の本質は、「価値の比較」=「刺激の比較」であると考えていたが、
価値の比較や刺激の比較というものは、
欲求、思考、感情などにおける活動における働きの1つであり、
知能を構成する要素として、
さらに本質的な部分に存在するのは、「刺激の定義」であると考えるようになった。
参考:275:知能の本質について
知能を持つ個体の周囲の環境に生じる変化の情報を、
刺激として受容し、
その情報を処理する機能が知能である。
変化に対して個体をどのように制御するか、
それを決める事も知能としての機能という事になる。
刺激の定義が関係するのは、
ある変化の情報に対して、自身が行うべき事、
それを個体の認識に先駆けて選択することであり、
この選択時に参照して用いられるのが、刺激の定義という事になる。
知能の本質としての「刺激の定義」は、
変化の情報が持つ全ての要素の定義であり、
変化に対する対応としての行動、活動の全ての要素の定義である。
また、変化に対する対応を選択する際の有効度の定義でもある。
つまり、受容する刺激、刺激に対応する意義、対応する活動内容、
全てが刺激の定義から成り立つという事になる。
知能の有無によって影響を受けるのは、
知能を持つ生命体が、変化に対して自ら行動を決定できるかどうかという事になる。
知能を持たなくとも、生命体として変化に対する対応の定義は本能として持ちうる。
しかし、知能を持つ事の影響は、
本能で定義されていない変化に対する対応ができる事になる。
知能とは、
変化に対する個体の反応を決定する事、
という事になる。
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人工知能理論においては、
知能とは、ある変化に対する個体の対応を決め、制御する機能であるが、
知能の働き自体は、全て定義によって構成され、
この定義に従って活動している事になる。
生命そのものの定義である遺伝情報や先天的定義と、
生命としての誕生後に構成される定義、経験・後天的定義によって、
知能は構成されることになり、
この知能によって生命は制御されることになる。
つまり、人工知能を持つ個体を、
人間同様に知能を使って制御する場合、
この人工知能の定義を作成すれば良い事になる。
つまり、人工知能を持つ個体における
・変化を定義して解釈する
・定義を作り出す
・定義を維持する
・定義に従って身体を制御する
この定義を考えれば良いという事になる。
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更新:日付 番号
2024/9/27 001 新規作成
2024/9/28 002 「人工知能理論においては」内加筆
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