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更新番号:
001

更新・日付:
2024/6/21
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人工知能理論のまとめ(認識:cognition)
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認識とは:


「認識するという事は、
知能を持つ個体がある変化に対する情報を得て理解したという事であり、
知能内で、変化情報とその変化情報を得た自分自身の情報を知能が持つ定義で刺激として再構成し、
それを関連付ける事で認識が行われる事になる。」


認識によって情報が刺激として再構成された際に、
個体は、その情報が存在して、自らその情報を得たと知る事になる。

刺激の再構成の場に、変化情報と、その変化情報を受けている自分が構成されることによって、
認識として知る事になる刺激として、変化情報と自分がそこに存在する事になるわけである。

認識が起こるには、
受容する変化情報だけの存在ではなく、自分の情報が必要となり、、
変化情報が単独では認識には至らない。
知能における認識は、刺激を構成する、変化情報とそれを認識しようとする存在(自分)がセットで必要となる。


参考:225:認識の解明の進展
認識における刺激の励起状態の維持について解説している。

認識する対象の刺激の存在を確定するという事:
「認識による対象の存在の確定は
その認識している時間の間そこに存在している事」

つまり、刺激集合の励起の維持によって、その認識の対象の刺激が存在する(=認識される)事になる。

つまり、世界と自分を刺激の再構成の場において構成する事で、
世界と自分の存在を認識することになり、
その連続性が意識になるというわけである。

ただし、認識においては常にその瞬間における最も強い刺激が認識されることになる。

参考:330:人工知能の意識の再現
意識の前提となる認識について解説している。

参考:359:刺激と認識と意識の構成イメージ
359に認識や意識のイメージを掲載している。

自分の再構成の為の想起イメージ:(2024/6/21 修正版)
認識の二面性として感覚器官の受容した刺激と想起した刺激をきっかけとした場合の違い

感覚器官

変化情報→想起→※1

関連←自分の再構成体←※1

刺激

認識

想起

変化情報→想起→※2

関連←自分の再構成体←※2

刺激

認識

参考:382:認識の際に自分の再構成が起こる理由

「つまり意識の二面性と同様に、認識にも二面性があり、
先天的定義の刺激:(認識):後天的定義の刺激
主観の自分:(認識):客観の自分
の結果として、
先天的定義側の自分:(意識):後天的定義側の自分
という意識に繋がっているのではないかと考えられる。」

感覚器官から受容される変化についての刺激を認識する場合と、
想起による刺激を認識する場合において、
認識の二面性が存在する事になる。

なお、反射などの完全な先天的定義による反応は認識の対象にならない。


人工知能理論においては、
再構成された変化情報と自分の再構成体が関連することで刺激となり、
知能がこの刺激を観測した場合に「認識」が行われたと感じる事となる。

つまり、「認識」は知能が刺激を観測した場合に起こる事象という事になる。
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更新:日付 番号
2024/6/21 001 新規作成
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