2022/10/3

自分の認識とその関連考察

180~182で考えた自分の認識について
それに関連した考えについて課題や疑問点、
その後の考察について記載しておく。

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人間以外の生物の知能において、
その生物がどれだけの自分の認識を行っているのか。

一部の類人猿は鏡の中の自分の像を自分であると認識できる場合が見られるので、
この一部については自分の認識を行っていると考えられる。
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自然界で生きるという能力と、
人間の運動と
自分の認識の適応についての脳の利用度と速度の違いについて。

これは自分の認識というのは、自分の行動や活動、表現に対して
自身で自分の認識を行う事であるが、
この認識は、自然界で人間以外の動物が生きるために活動し、
そのために使用している知能の働かせ方に比べて
非常に遅い処理を行っていると考えられる。

人間であってもスポーツなどにおいては
とっさの行動はあまり考えて行動するようなことはなく、
普段の練習などで反復し、反射的に行動できる必要がある。

自分の行動を認識しながら修正するような場合は
確認しながら行動を修正するなどが必要になり、
非常に時間がかかるのでこれは速度を必要とするスポーツなどの行動には使用できない。

という事は、人間以外の生物において、
自然界では自分の認識が用いられる必要性があまりないという事になる。
そのために、人間以外の生物に自我や自己の認識が行われている量が少ないのではないかと考えられる。
人間以外でも類人猿の一部には個性や性格のようなものが多量に見られる場合もあるが、
それらの生物は個体がそもそも自然界の中で強力か、独自性を持ち、
あまり天敵が少なく生存に大きな労力を必要としていない場合が多い。
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今日はこの辺で。


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