2021/6/28

刺激・価値・目的・認識・意識のまとめ

表題の通りの順番である。
生命活動の上で最初に訪れるのが
自らの体の内からあらわれる刺激、
もしくは周囲の環境から体に向けられる刺激、
そのどちらかである。

(刺激を受ける)

刺激を受けた体、そして知能は、
その刺激に対して知覚しようとする。
その知覚によって生じるのは、
状態の変化、つまり刺激によって生じる差である。

状態の変化、差によって知能が何を生み出すかというと、
その状態の変化や差に対する適応、対応である。

適応や対応をするにはそれを目的とした活動・タスクが必要となる。
その目的には達成した時の価値が含められる。

(価値が生じる)
(目的が生じる)

その目的は、
ああしたい、こうしたいという思いであり、
一番表現に適しているのが欲求ということになる。
もしくは、そのまま、ああしたい事、こうしたい事ということでもよい。

この時点で、自分はああしたい、こうしたいと感じることになる。

(認識する)

認識はそのまま意識上で確認される。

(意識する)

意識すれば生命は何かしら活動することになる。
そしてまた刺激を受けるという流れになる。

(繰り返す)

こういう流れである。
基本的に覚醒中の生命は常に体の内か外から刺激を受け続けている状態であり、
この流れは常に繰り返されて、体の内外の状態は常に差による刺激を受け続けることになる。

状態の差によって生命はその差に対応すべく目的を生み出して活動することになる。

生命活動というのはその繰り返しである。
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