2021/3/26
高次と低次の知能
知能が高次元であることと低次元であることの違いは
比較される価値の要素の数によるということについて考える。
基本的に価値の要素は
1:本能などによる生命としての自己保存や種の保存のための目的としての価値
自分の体内で完結する事象
2:自己と他の間の関係を築くためのコミュニケーションを目的とする価値
自分と相手の基本的に1対1の関係性
3:自己と周囲のコミュニティとしての関係を目的とする価値
家族や友人、市町村や学校、会社、団体等
4:社会全体の構成を維持する事を目的とする価値
常識や社会構造やイデオロギー(思想)等
5:それ以上の環境や構成を認識することを目的とする価値
哲学や宇宙、量子、神、等の現在人間の知能では認識できない範疇の世界
空想なども含まれる
によって決められる。
自分を中心として離れれば離れるほど高次元ということが言える。
高次元であるといっても要素1つ当たりの価値は
低次元の要素1つの価値より圧倒的に高いということではなく、
価値を設定するための要素が複数であり、複雑であるだけで、
価値の大きさや比較する対象としてはまったくの同義であり、
お腹が空いたから食事をするために、宇宙について考える事を一時止めるというのも
価値の比較によるものである。
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価値の仮想化
高次元の価値ほど仮想化されている。
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